新型インフルエンザの講習会について
2009年07月22日(水)昨日(平成21年7月21日)の午後7時30分~9時30分の2時間にわたり新潟テルサで行われた、新潟市保健所が主催する新型インフルエンザ研修会に参加してきました。
会の名称:新潟市における新型インフルエンザ対策説明会
新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)について新潟大学の斉藤玲子先生から世界的現状が話され、その後に保健所より新潟市の対応についての説明がありました。
その要点をかいつまんで報告します。
現状と対策
①世界的には熱帯アジア、オーストラリアで感染患者が急増している。
②致死率は0.5%ほどで毒性は弱い。
③流行が懸念される冬までの強毒化の可能性は低い。
④咳、咽頭痛の2、3日後に発熱あり。
⑤タミフル、リレンザで治療は十分。
⑥手洗い、マスクは感染予防に大事。
⑦ワクチンは早期に十分量の準備は無理。
⑧秋に予防接種の優先順位が決定する。
⑨来る冬は季節性と新型のダブル予防接種が必要。
基本的には従来の季節性インフルエンザと同じ対応をといった感じでした。
当院では早めに情報を仕入れ、皆さんに報告したいと思っています。
どうぞ今後もご期待下さい。